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滅亡の光

【AKIRA】鳥山明が影響を受けた…!? 並外れた想像力とは

SFコラム
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JSFCプラネタリ:リューチ より

【ネタバレを含みません】
あの鳥山明が影響を受けたとされる「AKIRA」。日本人が生み出したSF最高傑作、手塚治虫が嫉妬し、スピルバーグが大絶賛したというAKIRAは、もはや文化遺産です。SF好きから長らく愛されている本作品を考察します。
SF好き、AKIRA好きという方、ぜひご覧くださいね^^
いざ、SFの世界へ…!!

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AKIRAとの出会い(リューチ)

「AKIRA」との出会い

ボクとAKIRAの出会いは中学の時だ。早熟な友人が兄から教えてもらったというAKIRAの漫画をボクに差し出し、「これを読め!」と言ってきた。


ジャンプ黄金期の作品くらいしか知らなかったボクにとって、分厚くて大きく、縁に色のついた装丁は不思議だった。一つの作品の単行本がまるごとジャンプのようだったからだ。パラパラとページをめくって見るとなんだか絵がレトロで、古くさくて楽しめないような気がした。
だが、友人曰く、「ドラゴンボールもここから影響を受けている」とのことだった。ほう、鳥山先生に影響を与えたというなら、まあ読んでみようじゃないか、ということで読み始めたのだ。

世界観はレトロフューチャーという言葉が似合う。未来感があるのにどこか懐かしく、時には古いと感じた。20年近く前のボクでさえそうだったのだから、当時の現役作品と比べて絵のテイストや登場人物のセリフなど、価値観は変わってきていたのだろう。

その友人を信じていなかったわけではないが、どちらかというと、ボクは作品を楽しむというより、ドラゴンボールへの影響を見つけるために読んでいたように思う。そして確かにその影響を感じた。金田のバイクはブルマがホイポイカプセルから出していたバイクに似ていたし、マサルのポッドはフリーザの乗っているアレにそっくりだった。衝撃波で建物が壊れる様子もドラゴンボール後期の壮絶な戦いで崩壊する街に似ている。ただ、どれもシリアスというか、緻密で圧倒的なエネルギーを持った画だった。そこから付加価値をつけてレベルアップさせるには、あまりにも元祖が圧倒的だった。だからデフォルメして、センスや方向性を変えてうまく取り入れたのが、鳥山明なんだなと思った。

ラストバトルではもう何が何やら分からない。それなのに一時中断することができない。最後までに読んだ時には、何だかよく分からないがとにかく凄いと思った。モダンアートを見た時の感覚に似ていた。もっと具体的に説明しろと言われても、うまく噛み砕けないからとりあえず読んでくれと言うしかない。でもきちんと最後まで読んだら絶対に読者の中に何か強烈な印象を残す。そういう作品だ。

並外れた想像力とラスト

このコラムを読んだだけでは、何が言いたいのか分からないだろうが、あまりに名作なので考察はたくさんネット上に転がっているだろう。最近でいえば、中田敦彦のYouTube大学で取り上げられているので、ぜひ見て欲しい。ただ、あのあっちゃんでさえも、ラストの展開の説明には苦労している。それくらい怒涛の勢いで、説明不可能な世界観なのだ。


当時のボクは何がSFであるかすらよく分かっていなかった。宇宙船が出てきて宇宙に行くのがSFだくらいにしか思っていなかった。だが、歳を重ねた今なら、AKIRAは間違いなく、想像力の並外れた漫画家・大友克洋による渾身のSF作品だと断言できる。

最近読んだ本の中で、日本人について、興味深い考察を読んだ。日本人は妄想力にかけては世界一だと。幼い頃からアニメや漫画を通じて、現実ではありえないことに慣れ親しんで育つ。そして、男の子が描く最初の夢は、スポーツ選手でも芸能人でもなく、アニメや戦隊ものの登場人物であることが多いと。

そんな日本人が生み出したSF最高傑作、手塚治虫が嫉妬し、スピルバーグが大絶賛したというAKIRAは、文化遺産である。
ボクたちの中にも大友克洋に繋がるような想像力(妄想力)の欠片があるんだと信じて、創造的な世界を作っていきたいと思う。

リューチ

@ryuchi22 | Linktree
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