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【マイノリティ・リポート】矛盾や謎が多い?ネタバレで考察&解説!

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ネタバレあり

矛盾や謎も考察!
2002年公開のSF映画『マイノリティ・リポート』ネタバレ感想・評価で徹底解説!
『サイコパス』とよく似てる?
バージェスの犯罪やプリコグのシステムに矛盾はある?
息子ショーンが消えた謎は?目玉はw
各用語の意味も含めて解説します!

いざ、SFの世界へ…!

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Japan Sci-Fi ソル Ryo

マイノリティ・リポート のネタバレ感想・考察・徹底解説 (Ryo)

本日は、2002年に公開された超有名SF映画『マイノリティ・リポート』をネタバレ徹底考察!

本日も15項目で徹底的に解説します!!!

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スピルバーグのブレラン?人気の為、続編ドラマ化も!

スピルバーグ×トム・クルーズのブロックバスター映画ということで、ご存じの方も多いのではないでしょうか。トム・クルーズは2022年『トップガン:マーヴェリック』で凄まじい高評価をもらっていますが、『マイノリティ・リポート』は、はちょうど20年前ですよ!わかいですなぁ笑

原作は、フィリップ・K・ディックの短編小説『少数報告』(The Minority Report)です。

フィリップ・K・ディックといえば、『ブレードランナー』や『トータルリコール』といったSF映画の原作者として非常に有名です。最近では、彼の伝記映画『Only Apparently Real(原題)』も映画化されるということで話題になっていますね!

一説によれば、この作品は、”スピルバーグのブレラン“とも呼ばれるらしいですが(笑)、彼は大衆受けするハリウッド映画をよく撮る一方、こういった近未来のディストピア的映画も撮りたかったんでしょうね。

数々の映画を共に制作しているヤヌス・カミンスキーと共につくっていますが、本映画の一つの特徴的な点に「汚れた映像」というのがあります。確かに観ていてなんか汚いな、白っぽいな、って思うことは多々あるのですが、これは敢えてやっていたんですよね。「銀残し」という手法らしいです。トム・クルーズは当初は反対だったみたいですが。

今作は、非常に人気な映画だったので、2015年9月から、FOXチャンネルでは続編もテレビドラマ化されて放映されました。この映画のその後が描かれているので、気になる方はチェックですね!

未来予知…犯罪をしていないのに逮捕するってアリなのか?

この映画は「未来予知」「バイオテクノロジー」といったSFでありながら、「犯罪」「人権」「管理社会」といった社会倫理的な観点にもフォーカスしていることから、かなり受け入れの広い映画だなと思います。

一番に思う点は、「犯罪を犯していない人を逮捕するのはありか?」という点です。犯罪を予知して防止するので、犯罪を犯す前に捕まえるシステムのわけですが、そもそも未来で犯罪しているかといって逮捕して良いのでしょうか。

簡単に答えが出にくい、面白い社会トピックだなと思います。

犯罪を防止した、といえば聞こえはいいですが、もしかしたら犯罪実行寸前でやっぱりやめようって思うかもしれません。それは実際、ジョンがリオ・クロウを殺そうと思って殺さなかったように、また、ラストでバージェスがジョンを殺さなかったように、必ずしも予知通りに物事が動くわけではないことは証明されています。

ということは、なんらかの未来予測のズレから、犯罪者が心を改めることはあることを考えると、実際なにもしていない人を捕まえるのはどうなんだ、ということになりますよね。これは試験導入の時とかに分かることだと思うのだが…。

しかも、この映画では、謎のカプセルみたいなのに入れられて、永遠に仮想空間みたいなところ旅するような処罰。。。可哀そうすぎる…

現実世界でも既にある?驚きの犯罪防止システムとは

そして、これは単にSFの映画に留まる議題ではないのです。

防犯カメラや監視カメラは「防犯」というよりは、実際は警察の調査のために利用されることがメインで、「操作用」「抑止力」の役割が強いです。もっと本格的な「防犯」はないのかとよく議論されるわけですね。

ただし、最近のAIやビックデータの活躍により、犯罪予知システムの実現可能性は高くなっています。というのも、犯罪履歴や法に触れるような行動をデータ化し、怪しい行動を察知するような機械学習が可能になるからです。

SNS監視というのもあるらしく、SNSでの言動をAIがチェックして、犯罪におよびそうかどうか判断するわけですね。まさに管理社会です。

実際、アメリカではプレドポルと呼ばれる予測型犯罪防御システムを導入した結果、ある市では2年間で住宅地の強盗事件が22%減少したらしいです。日本も、2016年に京都府警で導入したシステムが、一定の成果を上げたというニュースにもなっていました。映画の世界はあながち「非現実」ではないんですよね。

マイノリティ・リポート ネタバレ 映画 徹底 考察 解説 評価 あらすじ Japan Sci-Fi 未来予知
写真:Moviestore Collection/AFLO
出展:マイノリティ・リポート : 作品情報 – 映画.com

管理社会の是非とは。未来人23人を集めて世界観構築!

原作者のフィリップ・K・ディックのアイデアが素晴らしいのはもちろんですが、今回スピルバーグ監督は多くの専門家や学者たち23人を集めて、本映画の世界観を構築したらしいです。プリコグ以外は、理論的に可能なものばかりらしいですよ。ちなみに、プリコグたちの脳内を可視化するモニターは、MITで理論を組み立てたもので、これもまた現実味があるようです。スゴイですね、、!

また、本作(厳密にいえば、原作、、、?)は日本の多くのアニメやドラマにも影響を与えたと言われています。

「数値によって潜在犯を特定」という点では、テレビアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』ですし、東野圭吾の小説『プラチナデータ』やドラマ『絶対零度』シリーズも、設定が今作によく似ています。

いずれも「管理社会」をテーマにしていますが、管理される社会というのは安全である一方、倫理的・人道的にどうなんだろうという議題も提起します。逮捕前の犯人を逮捕するのは安全そうですが、もしかすると犯行直前で気持ちが変わるかもしれません。すべての人をデータ化・数値化してひとつの指標におとしこむことが、本当の「安全」や「平和」になりうるのでしょうか。

『マイノリティ・リポート』はそういった社会科学にも及んだSFであることから、世間に広く知れ渡った映画の一つでもあるのでしょう。

バージェス犯罪計画の矛盾①バレない保証はないのでは?

さて、この映画は多くの「謎」や「矛盾」がレビューとして取り上げられることが多く、自分もよく見ます。いくつかピックアップして、考察してみます。

まずは、黒幕であるラマー・バージェス局長(マックス・フォン・シドー)について。彼が行った殺人トリックは非常に巧妙でありながら「穴」もあるように感じます。

犯罪計画はこうです。

①バージェスは、殺し屋を雇ってアイリーンを襲わせる。予知局はその犯罪を予知し、殺し屋を逮捕。
②バージェスは、同じ現場で殺し屋と同じ格好をしてアイリーンを殺す。

こうすると、もちろんプリコグがこの犯罪を予知するわけですが、①と②は同じ事件だとモニターを見ている予知局は判断します。これは、プリコグたちが同じ事件をなんどかこだまするという現象から『エコー』と呼ばれており、よくあることなのです。

こうして、誰にも気づかれずに殺害を犯すことができたバージェスですが、よく考えるとこの計画には穴があるのです。

まずは、「バレない保証はないのでは?という点です。

実際、ラストではアガサの中にあったビジョンにはバージェスの顔ががっつり映っています。ということは、たまたま彼の顔が見えないシーンだけうまいかんじにエコーされていた、というのは偶然でしかありません。バージェスは、自分の顔がプリコグたちの脳内モニターに必ず登場しないという確信を持てないはずなのです。

ここは、彼が堂々とあの犯罪行為を行うに至っては物足りないですよね。まさかビジョンとなるシーンがバージェスには分かる、なんてことはないですし。

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バージェス犯罪計画の矛盾②球は2回転がるのでは?彼の目的は…?

また、プリコグたちが犯罪を未来予知した場合、ボールがコロコロ転がっている仕様になっていますが、この時は1回しか出てこなかったのでしょうか。エコーは騙せるとしても、実質犯罪は2回起きようとするので、ボールは2回転がってくることになり、予知局の誰かが不審に思うはずです。

バージェスはトップなので、この日のボールはうまく隠し通したのでしょうか。(ジョンもこっそり自分のボール隠しているところをみると、意外とガバガバな体制ということかw)

こうして考えると、結局バージェスって何がしたかったの?って話なのですが、突き詰めると彼は「世の中を安全にしたかった」ことが目的だったのではないでしょうか。

犯罪防止システムを導入したかったために、アガサが必要になる。だからこそアイリーンを巧妙な計画犯罪で殺したわけですよね。未来予知のシステムがある限り、バージェスにチャリンチャリンお金が入るとかそういう描写もなかったので、彼が金のために動いているようにも見えません。

ちゃんと世界を平和にしたいという信念のもと動いていたとするならば、それを正直にウィットワーたちにも話せば通じたのでは、とも思います。ウィットワー殺害前なら、ジョンも納得したかもしれません。

あとは、犯罪予防局長のポジションを失いたくない、とか保身の線も考えられますが、だとしてもそのポジションにいたらなにかものすごい得をするという事はなさそうです。彼は彼で、世界平和の為に動いていたということになると、ちょっと凶悪な黒幕の動機としては弱い気がしますよね。(いっそシステム導入の立役者としてお金が半永久的に入ってくる、とかでも良かったかと…)

バージェス犯罪計画の矛盾③ウィットワー殺害は予知されない?

これに付随して、バージェスがダニー・ウィットワー(コリン・ファレル)を殺すとき、どうしてこの犯罪自体は予知されなかったの?という疑問もあると思います。

実はあの時アガサはジョンに連れ去られていました。プリコグたち3人で構成された殺人予知システムであり、かつ、アガサがいないと機能しないレベルで優秀なので、他の2人ではうまく予知することができなかったと考えられます。アイリーンを殺してまでアガサをとっておきたかったのも、彼女がずば抜けて優秀なリーダー的存在だったからでしょう。

ちなみにウィットワーを演じるコリン・ファレル、渋い感じで格好良く人気もある俳優さんなのですが、この後薬物中毒でリハビリ施設に入ることになってしまいます。映画の中では薬物中毒のジョン・アンダートン(トムクルーズ)を追っている彼ですが、現実世界では自分自身が薬物中毒に…というちょっと悲しい結末になっています。

といった形で、完全犯罪と思えるバージェスの陰謀も実は穴が結構あります。

②はなんとか隠せたとしても、①の「たまたまビジョンに顔が出なかった」はちょっと無理がある気がしますよね。もしなにか別の考察などあればぜひコメントください。

プリコグたちの名前の由来は…ミステリー作家から来ている!?

さて、プリコグについてもいくつか謎や矛盾があるので考察してみます。

プリコグは、“Precognitive”(予言者)の略の通り、未来を予知します。犯罪予防局(プリ・クライム)によりプリコグたちを利用した殺人予知システムが導入され、2054年のワシントンD.C.の殺人発生率は0%になっています。

0%って…スゴイな!!!!

どのようにして生まれた存在なのか?

最初はてっきり人工的に作られたAI的な存在かと思うのですが、そんなことはなくちゃんとした人間です。名前は、女性のアガサ、双子の男性アーサーダシールですが、それぞれミステリー作家のアーサー・コナン・ドイル、アガサ・クリスティー、ダシール・ハメットから由来しています。殺人事件を防止するという意味では彼らの名前が適任だったのでしょうね笑

※原作では、ドナ・ジュリー・マイクですが

彼らは麻薬「ニューロイン」の中毒患者から生まれた遺伝子疾患を持つ子供たちでした。ほとんどが12歳までに亡くなってしまいますが、生き延びたものは未来を予知する能力を持っていることにある博士が気づいたのです。

犯罪防止システム…原作では、多次元宇宙論のお話?

植物園みたいなところで暮らしているおばさんがいましたね。あれが、システムの考案者であるアイリス・ハイネマン博士です。彼女はその「未来を予知する能力」の事実を偶然に知ってしまい、これを犯罪予防システムとして利用しようと思いついたのです。なので、最初から「未来予知システムをつくるぞ!」って言って出来上がったシステムではないわけですね。意外とこういった副産物的な経緯ってなんだかリアリティがあったりします。

しかし、ずっとプール(培養液)の中で電極に繋がれている状態なので、もう人権もくそもありません笑 脳と繋がっている電極を通して予知のイメージを現すことをひたすら繰り返す存在です。これは母親のアイリーンも、我が子を返せって激怒しますわな。

しかもすごいのは、衝動殺人と計画殺人で分類して予知することができるんです(自殺やレイプは含まれない)。なんていう優れモノ!

赤球(レッド・ボール)だと衝動殺人を、茶球は計画殺人です。

ちなみに、原作短編では、この犯罪予防システムは「多次元宇宙論」の考えに基づいているので、ちょっと映画とはお話が違います。異なる世界線の予測が3人のプリコグたちによって行われる、みたいな設定です。これもこれで「タイムスリップ」要素も加わってきて面白いので、映画化してほしいですよね。

プリコグの矛盾:予知がなければジョンは犯罪を起こさなかった

さて、プリコグには欠陥がありました。それは、予知システムが完全なものではなく、たまに3人の中で予知が食い違うことがある、というもの。システムが不完全だと思われないために、少数意見(マイノリティ・リポート)である予知は秘匿事項となっていました。ハイネマン博士によれば、それは一番優秀なアガサの脳の中にのみ保存されているというのです。

本作は、ジョンが殺人犯とされた未来とは別の予知(マイノリティ・リポート)を探しだすという筋書きがメインになります。

しかし、実はここに矛盾が隠れています。

なぜなら、ジョンはプリコグの予知を見ていなかったら、犯罪を起こさなかったからです。

では、殺人事件の原因はジョンをそそのかしたプリコグにあるじゃないか、ということになってしまいますから、計画犯罪のボールで「犯人:プリコグ」(笑)でコロコロ転がってこないと駄目じゃないかということにもなります笑

プリコグのビジョンがすべてのきっかけのわけというのはなんだかおかしいですよね。

プリコグが未来予知を行わなければ、リオ・クロウは殺されることなどなかったのですから。

リオ・クロウといえば、「じゃあなリオ」とジョンがいうセリフは、うまい感じに未来と一致して面白いなと思いましたが、腕時計でなるタイムリミットとちょっと時間がずれています。普通に流されていたが、これはアリなのだろうか…!?

網膜認証システムの疑問:犯罪者ジョンの眼球で入れるのか?

ここからは、小さな疑問や謎を拾っていきます。

まず、この2054年には、網膜認証システムが導入されており、どこにいっても自分の目で管理される社会となっています。ある意味完璧な「管理社会」というわけですね。

しかし管理社会でありながら、一番のツッコミポイントは犯罪者扱いされているジョンの網膜スキャンでどこでも入れてしまうことです。さすがに重要施設なのですから、ジョンの目では入れなくなっている、というのが本来のセキュリティだと思いますが、ジョンがアガサを連れ去る時と、ララがジョンを助けるときと2回も入れてしまっています笑

これでは網膜認証システムの意味が無い!

どっか途中で見つかるはずだからそのままでいいや~って感じだったんですかね。

また、死んでしまっている眼球があそこまで反応できるのかもよくわかりませんよね。転がる目玉を必死に追いかけるシーンは明らかにコミカルシーンで面白かったので、良かったですがw

スパイダーによって目を開けられたけど失明しない?

目ん玉といえば、闇医者のエディ・ソロモン(ピーター・ストーメア)の手術後にジョンがスパイダーから隠れながらも見つかってしまうシーンがあります。「包帯を外すのは12時間たってから。そうしないと失明するぞ」といわれていたにも関わらずスパイダーによって目ん玉みられたあとなにもなかったのはなぜだったのでしょうか。片目失明くらいでも面白かったと思いますが(

ちなみに、浴槽の中で泡をつくりだすシーンは、トム・クルーズがこだわって自分で泡をつくったみたいです。スピルバーグはCGでいいよって感じだったのですが、なるべく実際にやってみせようという姿勢はさすがトム・クルーズですね!

この映画には、スパイダーのほか、未来のガジェットが沢山登場します。グローブを装着することで自在に操作できる映像モニター、パッケージが動く商品の箱、磁気で動く自動操縦の車(マグ・レブ)、警察用のジェットパック、音声を認識する家具など。

タッチパネルや音声認識AIなどは既に今であれば普通に導入されていますよね。わずか20年の間に大きく技術が発展したと感じる部分もあります。

トヨタ出資!自動操縦車はレクサス「CS2054」!

自動操縦の車については小ネタがあります。

ジョンが運転していた車はレクサス「CS2054」というコンセプトカー。トヨタの米国法人と、レクサスを手掛けていたデザインスタジオ「CALTY」が協力して製作したらしいです。後ろ向きに走っているようなデザインが近未来を思わせますよね。ちなみに2022年5月30日に、海外オークションに登場したことでも話題を呼びました。

またこういったようにこの映画では多くの企業が出資しています。レクサス2054はトヨタ、ヘッドセットは携帯会社のノキアです。他にも、ギャップ、ペプシ、アメリカン・エキスプレスと多くの企業が出資しています。「プロダクト・プレイスメント」契約と呼ばれるらしいです。

どうでもいいことですが、ジョンが車の製造工場で殺されたと思ったら車の中から出てきたのはちょっとビックリですよねw

そんなことできるのかよ!って思ってしまいますが、トム・クルーズなのでOKということで…

結局、息子ショーンはどうして消えてしまったのか?

最後に、息子ショーンは結局なぜ消えてしまったのかという点。

リオ・クロウはバージェスに利用されていただけなので、実際にショーンをさらった人間ではありませんでした。子供を失ってから薬物中毒にもなってしまったくらい、ジョンにとってはショッキングだったわけですが、どうしていなくなってしまったのか本作では語られませんでした。

ただ、ショーンに関して大事なシーンがあります。

それは、アガサがジョンとララに向かってショーンがどうなっているか話す場面。

「10歳になったショーンは動物に囲まれて幸せそう。23歳になって大学へ行きクレアという女の子に恋をする。でもまだショーンは6歳のまま。」

これはショーンが生きていたらこんな人生を送っていたよ、という予知能力の一つかと思われますが、ジョンとララはこれを聞けてせめてもの気休めになったのかもしれませんね。

本編のストーリー上、ジョンが犯罪をなくしたいという原点になる点と、薬物中毒でウィットワーに目を付けられるという点、リオ・クロウ殺害動機としてジョンが動く点、そういった必要な背景として付け加えられたのでしょう。実はショーンがアガサ以外の二人のプリコグのどちらかとして利用されていたら面白いのですが(おい

まさかの全員釈放!犯罪0%になったシステムはその後…

ラスト、バージェスの陰謀を見破ったジョンによって究極の選択をつきつけられます。

「予知通りに殺人を犯すと投獄されるが、殺人を犯さなければシステムは完璧でないため廃止される

というジレンマです。

この選択に絶望したバージェスは、自殺してしまいます。

このことからも、バージェスは本当に犯罪防止システムを導入したい思いが強い人間だったのでしょう。完璧でないシステムと共にいきることがそれほど彼にとっては酷だったわけですから。

そして、未来犯罪法で捕まった罪人たちが釈放されますが、これ全員なんですよねw

中には絶対本当に犯罪犯す人間も混じってそうですが、まさかの全員釈放!

だ、大丈夫かっ!?

まぁ、「犯罪を犯す前に捕まえてしまった」という点では全員一緒ではあるんですが、こんな優れたシステムを手放してしまうのもなんだかもったいないですね。事実、犯罪0%になったわけですし...この後どうなることやら。

ということで、以上、色々な観点で考えさせられる映画ですよね。

それではまた!

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