本日は2018年公開のSF怪獣映画『パシフィック・リム: アップライジング』のネタバレ徹底考察!ひどい?つまらない?等の声も多い本作ですが、実はゴジラ等のモンスターバースとの合流も??続編は?アニメがある!?皆さんは、どのイェーガーお好きですか?
1作目と比較して解説します!いざ、SFの世界へ…!!
パシフィック・リム: アップライジング のネタバレ感想・考察・徹底解説 (Ryo)
本日のコラムは2018年公開のSF怪獣映画『パシフィック・リム: アップライジング』について徹底考察コラムです!メカ・ロボ好きなら必ずや見ているでしょう!!!
一作目の方がよかった?!なんで監督変わったの?
やっぱ格好いい!皆さんはどのイェーガーがお好きですか?
結局、プリカーサーの目的は何だったのか!?
12点でネタバレ徹底解説いたします!!
なぜ監督変更?5年の時を経た理由とは…
第1作目の『パシフィック・リム』が公開2013年なので、5年の時を経ての続編となります。
ファンは待ち焦がれたはずでしょう♪
しかし、5年間、実はいろいろあったんですね~~
まず、監督が変わっています。
前回は日本の怪獣やアニメオタクともいえるギレルモ・デル・トロが監督でしたが、今回は、同年公開の『シェイプ・オブ・ウォーター』に力を入れるということで、監督から降板。代わりに、スティーヴン・S・デナイト監督によって製作されました。
※そのおかげ?か、『シェイプ・オブ・ウォーター』はアカデミー賞受賞!
後述しますが、こちらの監督の影響で、本作は前作と大きな違いが生まれてしまったのかもしれません。ウルトラマンやガンダムの大ファンとしても知られているデナイト監督、実は2015年には『トランスフォーマー』シリーズのライターズ・ラームに脚本家の一人として参加しているとのこと。
どうりで!とここの時点で思った方は、察しが良いですね!笑
また、監督が変わったのもありますが、5年の間に映画会社としても大きな出来事がありました。それは、製作側のレジェンダリー・ピクチャーズと配給側のユニバーサル・ピクチャーズの意見対立がおき、撮影が中止になったからです。デル・トロ監督が下りたのもそれが影響しています。この時点で公開を「無期限延長」とまで言われていました。
しかし、2016年、中国の大連万達グループがレジェンダリー・ピクチャーズを35億円で買収!
35億?!?!?!
ちなみに2014年時点では、ソフトバンクが、2億5千万ドルの出資を発表していたらしいです。
あのソフトバンクをはるかに凌駕する買収額の中国ワンダグループ、おそるべし。。
その為もあってか、この作品は全体的に中国への意識も感じざるをえない雰囲気になっています。
キャスト陣は、前作からの続投は3人だけ。
それ以外は、新キャラです!!
スターウォーズのジョン・ボイエガ、イーストウッドの息子
まずは、ジョン・ボイエガ。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のフィン役でお馴染みですよね。
10年前(第1作)に、自分が犠牲となって人類を守ったペントコスト司令官の息子ジェイク・ペントコストとして登場。かつては優秀なイェーガーパイロットだったらしいですが、あんまりそう感じるシーンはない。。
ちなみにジョン・ボイエガは製作総指揮にも入っています。
次は、ネイサン・ランバートという訓練生の教官を演じるスコット・イーストウッド。
「イーストウッド?!確かに目元あたりクリント・イーストウッドに似てるような。。。」
と思ったら、実の息子!(とはいえ、クリント・イーストウッドは子供8人いるみたいですが…w)
さすが、なかなか格好いい顔立ち。
ハンサムアメリカンという感じです。
かつては、ジェイクとタッグを組んでいたそう。
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
そして、ヒロインはアマーラ・ナマーニを演じるケイリー・スピーニー。前作では必ず2人以上で動作していたイェーガーですが、アマーラは、1人でも操縦できる!!そして、小型イェーガー「スクラッパー」をつくれてしまうほど、スクラップに詳しい。この設定でジョン・ボイエガと合流するわけなので、なんか『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』っぽい展開w
あとは、ドローン・イェーガーを製造しているシャオ産業の女社長リーウェン・シャオ演じるジン・ティエンでしょう。きりっと姿勢よく澄ましている感じがいかにもアジアンビューティー!という印象。元々歌手だったようですが、中国のみならずハリウッドでも有名な女優さんです。
『グレート・ウォール』や『キングコング: 髑髏島の巨神』にも出演しているんですね。
ここに中国の女優さん+中国企業がドローンを製作している設定(中国語で会話するシーンもなぜか不必要に多い?)と言うことに、35億の買収が脳裏をよぎってしまいますね。別にそれが悪いとかという話ではないのですが、オトナの事情みたいなものが見えてしまうと、ちょっと残念無念。
遠隔操作できるドローン・イェーガーを配備すべく、中国美人社長も物語に関わってきます。
その他、前作から引き続き登場する森マコ演じる菊地凛子、今回からなぜか急に悪役になってしまったニュートン博士(チャーリー・デイ)、ハーマン・ゴットリーブ博士(バーン・ゴーマン)のほか、実は新田真剣佑も出演していたりします。
あの”オタク要素”はどこへ行ってしまったのか?
物語は、1作目より10年後の2035年。冒頭では、怪獣たちの死骸が食い込んだ別荘などが映ったり、うまく「その後の世界」を演出しています。この辺のテンポ良いコミカルな解説、個人的には結構好きで、冒頭から面白いなぁと思いました。後半になるにつれて、この時の余裕あるトーンがなくなってしまうのは、脚本家が複数入ったためなんでしょうか。。。
ジェイクも最初はなんかチャラいというかラッパー?的なノリがあって、楽しいコミカルさを出すキャラなのかなぁと思っていましたが、後半からこのキャラはほぼ消えてしまいました。ギャップがすごいでしょ!という意図なのか分かりませんが、個人的には最後までこの余裕があった方が面白かったかなとも思います。
…と、いつも通り、このままストーリーの時系列順に考察しようと思いましたが。。。
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
やっぱ、先にいいます!!w
なんといってもこれですよね。
結論からいっちゃいます!
前作のこだわり、どこにいっちゃった!!!??
おそらく多くの方が思ったことでしょう。
実際、レビューなどを見るとそういう声がとても多いです。
そうなんですよね、デル・トロ監督のオタク要素というか、日本へのリスペクトというか、パシリムならではの独自な世界観が消えてしまっているんです!(以下、良いか悪いかは別で…)
まず、イェーガーに重厚感がないですよね。ズシンズシンとガチャガチャ取っ組み合いしている感じがパシリムらしくてたまらなく好きだったのに…なんと今回のイェーガーは、スイスイとジャンプするではないですか!!!
フォルムも全体的にスタイリッシュで、「どうだ、スマートな感じで格好いいだろう」といわんばかりの顔つきになっています。笑
これが、やはり日本の旧来からのロボアニメを知りつくした上で、怪獣をこよなく愛し、日本へのリスペクトを持っていたトロ監督から、ガンダムやトランスフォーマー好きのデナイト監督に変わった最大の変更点ではないでしょうか。
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
設定が10年後なので、イェーガーの技術が進歩したというのも見せたかったのでしょうか。ただ、そんな進歩なんておそらくパシリムファンは望んでいなかったはず。パシリムにはパシリムの世界観があって、それが受けていたわけです。
※Rotten Tomatoesという大手批評家サイトでは、1作目は支持率71%という割と高い数字を叩きだしているの対して、2作目は45%です… おそらく原因ここでしょ!!
そう、イェーガーの特徴、そしてパシリム世界観がほとんどなくなっているんですよね!
※参考:
🔶パシフィック・リム(2013年)
製作費:1.9億ドル
興行収入:4.1億ドル
(アメリカでの興行収入:1億ドル)
🔶パシフィック・リム: アップライジング (2018年)
製作費:1.5億ドル
興行収入:2.9億ドル
(アメリカでの興行収入:5千9百万ドル)
皆が好きだったのは、パシリムらしい世界観?
たとえば、二人の神経によって動作する設定である「ドリフト」という斬新なアイデアも、今回は結構おざなりになっています。これ結構ユニークな発想で好きだったんですよ!!
初っ端から、1人で操縦できるイェーガーが登場し、あれれ?という感じ。
これでは、ただの乗り物ロボットではないか。。
※ってか、スクラッパー集めであんな動くまで創れるものなんだ…。そして、ジェイクがふらっと行ったら気づくレベルの場所なのに、なぜ誰も気づかなかったのだ…
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
しかも、後半で登場する3人ドリフトのイェーガーにいたっては、
途中から1人が手動の射撃砲手(ガンナー)になるべく、エレベーターみたいなもので下がっていく!!
え、3人でやっと動くわけじゃなかったの!?
しかも、自動じゃなくて、あくまで手動で射撃しまくるってどういうことや!
※シーンはわりとカッコいいから、燃えるんだが冷静になると。。。(
うさぎ追いと呼ばれる、記憶への深追いをすることで二人のバディシップが崩れたり、強くなったりするのが、イェーガーの設定でなんといっても面白いところだったんです。
それが、なんだこれは、適当じゃないか!笑
途中から、突然、二人でもいけますぜ!みたいなのは、ちょっとなあ。
ジェイクも、怪獣にやられた後、1人でイェーガーを起き上がらせようとしていましたよね。
もはや1人でも動いてしまうのか!?
なんでやね~~ん!!
まあ、大体、1作目が受けたら2作目って、それに比較されるので、結構当たり厳しくなるのは仕方ないんですけどね。前作よりは迫力つけたい、しかし設定は引き継ぎたいし~みたいなところで試行錯誤したんでしょう。これは続編における宿命じゃな。
※続編で傑作レベルにめちゃうまくいったのってターミネーターとエイリアンくらい?
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CG技術はめちゃいいんですよ!
1作目と違って、昼の明るいシーンが多くて、ロボのメカニックな感じやガチャガチャ感が非常によく見えます。これは、1作目にはない魅力です。
また、進歩したCG技術により、イェーガーたちが個性的で多種多様な武器を持っていたり、東京が鮮やかに破壊されていったり、戦闘シーンも目を見張る迫力があります。
迫力は申し分ないでしょう!
そこで満足する映画!って割り切れば、かなり楽しめるものでもあります。
そう、1作目とは世界観が違う10年後なんだ!って割り切って見れる方なら、
細かい重厚感のことやスタイリッシュなデザインにそこまで気にならない、
ということだと思うんですね。
なので、一つの映画としては、ド迫力でこんなにメカと怪獣が派手にやりあってくれるという意味で最高だと思います。
ちょっと薄い?登場人物たちの特徴とは?
人型巨大兵器であるイェーガーの特徴が消えた点など、なんとか目をつぶったとして、
しかし、ここで、キャラクターたちの掘り下げがあればカバーできたと思うんですよ!
しかし!!
皆さん、イェーガー訓練生や教官で、記憶に残ったキャラクターいますでしょうか?
ほぼ無いはずです!w
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
まず、教官のランバートでさえ、かつては優秀なパイロットだったとしても、観客からしたら完全な新キャラ。ここでローリーが教官ならまだ燃えたでしょう。ローリーが「10年前はこんな技術だったんだぞ…今のお前たちは恵まれている」なんて懐かしんだり、技術進歩について語ってくれたら~なんて思うわけです。
※最も、ローリー役の役者さん(チャーリー・ハナム)やその他前作に登場していた方々は、都合あわず出演せず。。まぁ5年間いろいろあったので…。
ランバートなぁ、もうちょっと掘り下げできたと思うんですよ!
そもそもジェイクと共に良きパートナーとしてイェーガー乗ってた感があまり伝わってこない。。。うーむ。彼は一生懸命表情変えたりで演技してくれているんですが、なんかいまいち伝わってこないのは、脚本的に残念なところ。
そうだ、ジェイクも、過去優秀でした感が全然伝わってこないんですよ~!
パイロットやめて違法転売行為にハマっているあたりもなんか説明が雑な感じですし、人類の英雄として死んだ父親の面影もあまりない。そもそもなんで盗みやってたんだろうか。盗むようなキャラならもっとグレた感じにして、やんちゃボーイ設定の方がしっくりくるのだが、後半からなんかとても真面目モードで別人格にさえ見える。
なので、出撃前に彼が演説するシーンも、なぜかあまり感情に乗ってこない..。
(僕だけだったらすみません…)
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犯罪人が教官に?マコは瞬殺!
彼が教官になったところ、皆さん理解できましたでしょうか?
僕は初見よくわからなかったですw
(僕の理解不足だったらすみません…)
なんで盗みで逮捕された人間が、偉そうに訓練生に教えてんだ!?!?
という感じで困惑いっぱい。
PPDC(環太平洋防衛軍)の事務総長の森マコがそのように取り計らったのは、なんとなく分かりますよ。しかし、マコはいくら義理の姉だろうが、それを理由に彼を教官にしていいのでしょうか?
しかもベテランパイロットだった頃は昔で、今は窃盗の犯罪人ですよ!
普通に私情でそれ許していいのか!?!?
※マコも犯罪人になっちゃうぞ!
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
例えて考えてみます。
仮に皆さんに、お子さんがいたとして、ある日「今は窃盗の犯罪人ですが昔は優秀な先生でしたので、今日からこの人が先生です!まぁ、私の義理の弟なんでよろしく!」なんて言われて「イエッサー!」なんて言えますでしょうか?
は?!誰やねん!?
って思う人がなぜかいない!!
なんかこの辺もモヤモヤしちゃうんですよぉ~~(>_<)
もっとジェイクが優秀なパイロットだったのも、伝えられたら良かったと思うんですよね。なんかスターウォーズで4~6を観てない人が、いきなり7でルーク観て「誰こいつ?偉そうやな!」って思うような感じじゃないでしょうか。
もはやこのエピソードは「3」で、間にもう1エピソードいれてもよかったんじゃないかな~なんてことすら思います。老いたルーク・スカイウォーカーを見て「うおお!」ってなるのは、彼が偉業を成し遂げた、かつて優秀なジェダイだったことが共通認識にあるからなんですよ!
マコも子役の蘆田愛菜をはじめ前作良いキャラだったのに、犯罪人を教官にするなんて、
一体なにしてるの~~?って思っちゃいます。。
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
しかも、マコ、めっちゃあっさり死亡!!ww
なんと!乗っていたヘリコプターが敵イェーガー「オブシディアン・フューリー」によって撃墜!
えぇぇ!!!!
どう考えても逃げるチャンスあったのにぃぃぃ!!!
(なんて風に考えてはいけませんよ!)
そういえば、なんで敵はシドニーに現れたのでしょうか。
ジェイクも、「行くな!」って止められたのに、
イェーガーから飛び降りてマコのもとへ。。
危なすぎる!!w
ダイバーシティあふれる訓練生
さて、訓練生たち。
新田真剣佑までいるのにほとんど台詞ないし、なんか薄っぺらいキャラクターたち。
折角、かなり多国籍にしてグローバル部隊!感があるのに、そこも活かせてない。前作の考察コラムでも記載しましたが、「太平洋」が舞台であることから、アメリカ1強というより諸外国にもスポットライト当てた感があって、個人的に好評でした。
しかし、今回はなんか「中国系いたっけなぁ」「日本人あれ?」くらいで、印象がうすい。
お互いに喧嘩したり、衝突したり、っていうのがあるっちゃあるんですが、どういう経緯でイェーガーパイロットになりたいかも分からずで、あまり最後に勝利した瞬間でカタルシスを感じず。。。うーむ。
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
「ロボメカ映画だから、人物掘り下げは薄くていいんだよ!」
という監督の声も聞こえてきそうですが、既にパシリムワールド大変更と言う裏切りを味わっている観客には、その声は届きません。
悲報!悪党になりはてたニュートン博士!
お次は、悪党に変わり果てたニュートン博士です。
これ、1作目で結構好きなキャラだったんですよね~!
恐竜ものであれば出てくる恐竜博士、エイリアンもので出てくるなら宇宙人博士、みたいなキャラクターいると、結構物語にふくらみが持ててバランスよくなるイメージなんですよね。
そのニュートン博士、なんとプリカーサー(1作目で登場した敵の宇宙人)の記憶に潜り込んだ時から、洗脳されていたというのです。
なぬ!?!?
彼は彼でコメディキャラとして確立していたのに、いきなりの急展開!w
なんだろう、意外性のある展開で、発想は面白いなぁ!!!とおもうんですよ!
でも、ちょっと裏切り方が違うというか。。
例えるなら、名探偵コナンで、まだ黒の組織のボス「あの方」の正体が分からないときに、実は光彦が体小さなくなってボスやってるんじゃないか、みたいな噂が話題になったじゃないですか(主にネット上w)。
それが、そのまま事実でした!みたいな。拍子抜けの感じですw
えー、コナンにそんな人間不信になるような展開、僕らは望んでないよぉ~~!
って、コナン好きほど、そう思うはずです。
その世界観が好きで、その作品を見ているからです。
ニュートン博士も、発想は面白いのは事実です。
驚愕!という意味では良い裏切り方ですが、ファンが望んでいるのはそういう裏切り方じゃないんですよね。その作品の魅力や世界観を残したままに、意外性のある方向にもっていく。ある意味その世界の「価値観」や「ルール」があって、それに則ったままで裏切るからこそ、「うおおおお」って驚くんですよね。
観客が驚けばいいでしょ!という目線で物語をつくると、価値観の整合性がつかなくなるんですよね。シリーズものでよくみられる現象でもありますが。。。
いつのまにかドローンに怪獣の細胞を培養していたということですが、それに気付けなかったシャオ産業のリーウェン社長と研究員たち!!
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
たった1人の博士がそんな異常事態をも隠し通せてしまうなんて、中国大企業も大したことなかったかと思いましたが、ここはリーウェンたちの動きによって裂け目は閉じる!ここはさすが!!!
燃えた!決戦の地は、東京。そして富士山へ
最終決戦の舞台は、なんとジャパン、トーキョーへ!!!
ここは燃えた!!!!
おおおおお!!!
日本!!東京だっぁあああああ!!!!!
って震えました!ww
ニュートンもジェイクたちも、イェーガーもみんな富士山が見える東京へ!!
※2035年には東京と富士山はあんな近くなるみたいです※
裂け目を閉じたものの、3体の怪獣は地球に進出!
プリカーサー(ニュートン)は、怪獣の血液を富士山の火山帯に流し込むことで、火山帯を爆発させて、人類を滅亡させる計略なのだ!
東京のビルの間を駆け抜けて突き進む怪獣たち!
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
個人的に、この戦闘シーンは結構好きです!
明るい昼間というのは勿論、
東京都がここまで木端微塵の戦場になるのは、なかなか観れないのではないでしょうか。
それもハリウッドクオリティ!!!
東京都住民は避難していたらしく、それを知っているのか、イェーガーたちは、ビルを重力操作によって引きちぎって怪獣たちにぶつけるという荒業まで見せる!!!
この怪獣とのバトルは、まさに、日本のウルトラマン的な雰囲気を感じます。
※ここも、ウルトラマンなどの特撮を見て育ったデナイト監督によるものでしょうか♪
よくみると、街中の日本語は適当なところも多いですが(笑)、これは日本人にとっては嬉しい!「マウントフージー!」なった時点で「うおおおおおお!!!!!!」ってめちゃ嬉しかったの僕だけでしょうかw
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
怪獣とそれぞれのイェーガーによる戦いが繰り広げられていると、
ニュートンが現れ、なにやたら小さな虫っぽい怪獣たち(=リッパーというらしい)を発生させます!
おっおうおおおおお!?!?!
突如大量発生した、虫のような大群のリッパ―!!!
なるほどー!!!!
この小さなやつらで、イェーガーのなかに潜り込んで電気系統をいじったり、バグだけにバグらせるという戦法ですな!!!!
と思ってたら、、、
あれ、怪獣たちに向かってる!?!
これ、レビューでも複数見ましたので、やっぱり結構みんな思っていたんですねw
ニュートンが誇らしげにスイッチみたいのおしてるから、てっきり、ミニ怪獣たちを仕込んでいたのかと思ったんですよ。。しかし、実は関係なかった!!
KAIJU合体!メガ・カイジュウ現る!!
それはよしとして、シュライクソーン、ハクジャ、ライジンという名のKAIJU3体が巨大化・合体してメガ・カイジュウなるシーンは、怪獣好きだったらワクワク間違いなしのシーン!!!
結果的には、結構好きな展開になりました笑
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
脳みそ3個ついてるだけあって強い!!!
迎撃に来たイェーガーすべてを停止に追い込むという圧倒的戦力差!!!
うおおおお!!!!!!!!
富士山に向かう巨大怪獣!!!
なんとか、ロケットブースターによりうちあげられたイェーガーは、最後は女社長の遠隔操作技術で、富士山へダ―――イブ!!!!
こうして、無事に怪獣も爆風に飲まれ、死亡!!
最後一瞬息を吹き返す。。
おっまだ生きていたのか!?と思ったら、その後はぐだ~ん!
死亡。。!!
ということで、この映画は終わりを告げます。
なんやかんや、最後のシーンは迫力やっぱすごいですよ。
大画面でみたら間違いなく興奮もの!!!
あと、大画面であのハイクオリティアクションを見ながら、あのパシリムテーマ曲も聞けたら最高!
※今回は、整備シーンのみ?出ていたようですね!
今作に登場した全イェーガー解説!
今回、スタイリッシュといえど、イェーガーはイェーガーで格好良かったですよね!
イェーガー、なんか名前全部かっちょいいですよね。
日本人の中学生からメカ好きまで突き刺さるようなネーミング!笑
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
皆さんはどれが好きですか?
僕は、ルックス的には オブシディアン・フューリー 好きです!
(※敵だけどwww)
訓練生たちが使っていたメインのものはこちら。
※参考:パシフィック・リム: アップライジング – Wikipedia
☑ジプシー・アベンジャー
・パイロット:ジェイク・ペントコスト、ネイト・ランバート
・前作の主人公機であるジプシー・デンジャーの後継機として開発された第6世代機
・武器:エルボーロケット、チェーン・ソード、プラズマ砲「プラズマキャスター」、グラビティ・スリング
☑ブレーサー・フェニックス
・パイロット:アマーラ・ナマーニ、ジナイ、ヴィク
・三人乗りのイェーガー。第5世代機。
・武器:重機関砲「ボルテックス・キャノン」、「M-19 モーニングスター」(タイタン・リディーマーの武器を装備)、ガンナーあり
☑セイバー・アテナ
・パイロット:レナータ、リョウイチ
・細身の高機動型イェーガー。
・武器:イェーガー史上で最速のスピード、2本の電磁剣(合体して1本の大型剣にもなれる)
☑ガーディアン・ブラーボ
・パイロット:スレシュ、イリヤ
・遠距離戦型のイェーガー。
・武器:電磁パルスグレネードランチャー、機関砲、「Elec16アークウィップ」
(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
そのほか、色々と今回は登場!
☑スクラッパ―
・パイロット:アマーラ・ナマーニ
・アマーラが独自に開発していた小型のイェーガー。
☑ドローン・イェーガー
・シャオ産業が開発した無人のイェーガー。
☑タイタンリディーマー
・左腕に「M-19 モーニングスター」を装備するイェーガー。
☑ノーヴェンバー・エイジャックス
・スクラッパーに乗って逃走するアマーラとジェイクを捕縛したイェーガー。第6世代機。
☑ヴァラー・オメガ
・第6世代機。
続編はあるのか?気になる「3」は…
続編、実は公開当時は既に話し合いがされていました!
参考: 『パシフィック・リム』ユニバース化の構想!第3弾すでに話し合い
なんと!実は当時から考えられていたんですね!
確かに、終わり方が気になるんですよね!
ジェイクは、ニュートン博士に対して「次はこっちから行ってやる」と発言していることから、アンティバース(異世界)へ行くのが次回作ではないか?と期待しますよね!
ただし、2021年2月にはこんな記事も。
『パシフィック・リム』3弾で『ゴジラvsコング』とのクロスオーバーが検討されていた?
そうなんです!実は、モンスターバースとの合流は否定されていましたが、ここでクロスオーバーも検討されていたよう。アップライジングの興行収入があまりよろしくなかったため、第3弾はなくなってしまったようですが。。。
ただ、その代わりというか、Netflixオリジナルアニメ『パシフィック・リム:暗黒の大陸』というものが3月より公開されています。
気になる方はチェック!!!
ぜひ、続きがあるなら見てみたいですね!
いろいろと申し上げましたが、
1作目をあまり意識せずに、この単品として観るなら、
迫力抜群!最高でしょう!!!
イェーガーたちが東京で戦うシーンは、やっぱり日本人としても嬉しいものがあります。
賛否分かれるこの続編作品ですが、一見の価値はあり!!
それでは、またお会いしましょう!!
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