モンスターバース第2弾『キングコング: 髑髏島の巨神』をネタバレ徹底考察!
つまらない?いや、批評家サイトでは高支持率なんです!日本大好き監督が仕込んだオマージュは何個?髑髏島は実在?登場モンスターまとめや続編の伏線、評価込め徹底解説します!
いざ、SFの世界へ…!
キングコング: 髑髏島の巨神 の考察 (Ryo)
本日は2017年公開の映画『キングコング: 髑髏島の巨神』のネタバレ徹底考察!
最近も『ゴジラVSコング』が公開されたことでまた話題になっている、
レジェンダリー・ピクチャーズ製作のモンスターバースシーリーズですね!
本作は2014年の『GODZILLA 2014』に続く第2弾!!
日本でロードショー公開された当時は、吹き替えのキャストにGACKTや佐々木希がいて、結構話題になったらしいです。まぁ、ネットではかなり「ひどい」と叩かれているようですが、一部は絶賛しているようですね。
実は日本アニメのオマージュありまくり!?
キングコングのリメイクとはどう違う?歴代で1番○○!?
怪獣の美学はあるのか?全編クライマックスなのか?髑髏島、実は検索すると実在?
それでは、11項目で今回もネタバレ徹底解説!
オマージュ何個ある?!日本大好き監督による8回目のコング!
さて、モンスターバースといえば、最新作も出て賑わっていますが、
まず振り返ってみるとこんな感じですね!
●『GODZILLA ゴジラ』(2014年)
●『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017年)
●『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)
●『ゴジラvsコング』(2021年)
一時は、同じくカイジュウが出てくるパシリム世界とクロスオーバー?なんて噂もありましたが、公式に否定されているようですね(とはいえ、やっぱ公式に肯定!なんてこともあるので、今後分かりませんがw)
◆レジェンダリー制作!同じく怪獣映画シリーズであり『パシフィック・リム』の解説はこちら!
前作は、ギャレゴジと言われるとおり、ギャレス・エドワーズ監督によるものでしたが、
今回の監督を務めたのはジョーダン・ヴォート=ロバーツ。
※アメリカでは、キングコングの映画としてはこれで通算8作目らしいですが、、、
アメリカ人めっちゃコング好きやん!(スピルバーグも好きらしいしなぁ)
そんな今回のコング映画を創ったヴォート=ロバーツ監督、
実は日本の漫画やアニメ、ゲームが大好きらしいです。
ハリウッド・メジャー作の実績がないにも関わらず、今作が結構面白いと評判なのは、
彼のこの日本リスペクト魂を徹底して映画の世界に反映した結果なのかもしれません!
実際、このようにも述べています。
宮城駿!!
確かに結構あるんですよ。
例えば、映画全体の生命との神秘的な交流?みたいなところは『もののけ姫』や『風の谷のナウシカ』にも思えますよね。
また、途中で出てくるスカル・クローラーなる凶悪なモンスターですが、33年版『キングコング』に架空で登場する、後ろ足が無いトカゲがモチーフである一方、『千と千尋の神隠し』のカオナシや『新世紀エヴァンゲリオン』の使徒サキエルなどからもインスパイされているらしいのです。監督は『ポケットモンスター』のカラカラが大好きなところから、この影響もあるとかないとか笑
エヴァンゲリオンといえば、「荒々しくスピーディーな戦い方」も、参考にされているらしいですし、冒頭シーンに登場するマーロウと戦う日本刀を持つ日本兵イカリ・グンペイの名前も、『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジと、ゲームクリエイターの横井軍平(『ゲーム&ウオッチ』『ゲームボーイ』などを開発した任天堂の開発第一部部長)から由来しているらしいです。
※イカリ・グンペイを演じていたのは、MIYAVIという方で、海外でも活躍中のロック・ミュージシャン兼俳優さんなんですね!
命名と言えば、女性生物学者サン・リンは、『もののけ姫』のサンです!
その他にも、『AKIRA』『メタルギアソリッド』などのオマージュもあるようです。
日本、好きすぎる!!!!w
地獄の黙示録もオマージュ?モンスターたちに隠れる反戦メッセージ
参考作品は日本のものだけではないよう。
本作を『モンスターが出てくるベトナム戦争映画』と表現していることからも分かるように、ベトナム戦争を背景とした名作戦争映画『地獄の黙示録』もオマージュ。ヘリコプターでの爆撃シーンや「マーロウ」「コンラッド」といった名前も知っている人ならにやりするところ。
そうなんですよね、この映画、ただのモンスターパニック映画ではなく、「反戦」要素も強く反映されています。そもそも年代設定が1973年というベトナム戦争である点がなかなかユニーク。どうせなら原題の最新鋭技術を駆使したバトル?と思いきや、当時を思わせる時代背景や兵器を使って演出しているんです。ただの怪獣映画とはなにか違う路線なんですよね。
(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC.
その点について、監督は
テクノロジーがまだここまで進んでいなくて、
科学と神話の境目がはっきりしていない時代だった
とのことで、これを逆に生かしたのがこの作品のテーマとも言えるかもしれません。
そういった点にくわえ、ハイテンポで王道な怪獣パニック映画ストーリーが受けて、
rotten tomatoでも結構高い支持率、なんと76%です!笑
この手の映画ではスゴイ!(キングコングへの崇拝もあるのか…?)
「正統派の怪獣映画」なんて批評もあるようですね。
ただ、怪獣映画の美学ともいえる、渋って渋って登場させるギャレゴジのようなパターンではなく、序盤からキングコングが大暴れみたいな、ファンサ―ビス溢れる展開は、個人的にはアメリカ人に受ける要素なのかなぁ~なんて思ったりもしますね。
景色綺麗なので結構楽しくカイジュウバトルが観れるのは良いのですが♪
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マーベル系の役者が3人も?キャストに注目!
製作費1.85億ドルに対して、アメリカでの興行収入は1.68億ドルで上回らず。
全世界でいえば、5.66億ドルなので立派に回収できていますが、
なかでも中国は1.68億ドルも売上があったらしいです。
おそらくですが、これはレジェンダリーが中国資本に買収されたせいではないでしょうか。『パシフィックリム アップライジング』でも登場した中国人女優ジン・ティエンが今作にも登場しているのも、やはり、中国資本の影を感じずにはいられませんね。
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キャスト陣、実はマーベル系の役者が3人も出ているんですね!
主人公のコンラッドは、アベンジャーズで憎まれっ子の神ロキを演じるトム・ヒドルストンであり、今作のヒロインのメイソン・ウィーバーを演じるのはキャプテン・マーベルのブリー・ラーソン。ちなみにこの女優さん、今回はキングコングのマドンナを演じていますが、戦場カメラマンでもあります。そのため、役になりきるべく、実際にロケ地で写真を撮っていたそうです!
また、最初はJ・K・シモンズの予定だったパッカード大佐役サミュエル・L・ジャクソンも、MCUではニック・フューリー。
※そういえば、J・K・シモンズもスパイダーマン出演w
こないだ『トゥモローウォー』にも出演していたけど。。。
その他、特務研究機関モナークの一員であるウィリアム・“ビル”・ランダを演じるのはジョン・グッドマン。こちらは『10 クローバーフィールド・レーン』等に登場。彼はなんか狂気じみった時のギャップがすごいですねw
ということで、本作のストーリー考察へ!
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壮大なる自然美は、世界中探し回って見つけた!?
冒頭に述べた通り、本作は1973年、ベトナム戦争からアメリカが撤退を宣言した日からスタートします。モナークのメンバーであるランダは、ウィリス上院議員に、未知の島・髑髏島(スカル・アイランド)について話します。ここの「ソ連より先に島へ行くべきだ!」みたいなところとか、冷戦を背景にしていてリアリティありますよね。
また、都市伝説、宇宙人研究などとモナークは変人扱いされています。
一見、こういったオカルトチックな話は、大抵バカにされがちですよね。
もしかしたら今日でも同じことが起きているのかもしれません。。。(ざわざわ
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とはいえ、なんとか地質調査にいけるようになり、スカイ・デビルズ率いるプレストン・パッカード大佐の部隊、元イギリス特殊空挺部隊隊員のコンラッド、戦場カメラマンのウィーバーは髑髏島へ。
暴風雨の影響で船では難しいということで、ヘリコプターで向かうと、、、
そこには美しい壮大な自然が広がっています!
自然美がなかなか綺麗なシーン。都会にいるとこういう自然の保養は大事ですねw
ちなみに、ロケ地は、ベトナムをはじめ、ハワイやオーストラリアがあるようです。
ハワイは『ジュラシック・パーク』でもロケ地となったオアフ島で、
ベトナムの景色については、監督のジョーダン・ヴォート=ロバーツが世界中を探し回って見つけ出したらしいです。
早速、地質調査ということで、サイズミック爆弾を投下していきます。
※ちなみに、この言葉、google検索してもスター・ウォーズシリーズに登場した“サイズミック・チャージ”しかでてこないので、架空の兵器っぽいですね。おそらく、スター・ウォーズのオマージュも入っていたのでは?
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終始クライマックス?歴代最大のコング冒頭から大暴れ!!
しかし!!
そのせいで、なんとキング・コングが怒り心頭!!!
お目覚めになってしまった!パターンです!
後に分かることですが、彼は自分の故郷の動物や森林が破壊されたことに怒り狂ったのです。
冒頭から描かれるこのヘリコプター撃墜シーン、かなりインパクトありです!!
※ちなみに、通称“ヒューイ”と呼ばれるこのヘリコプター、実際に当時のベトナム戦争で使われていたヘリコプターのプロペラ音を録音して利用しているみたいです。結構ガチで時代背景をつくりこんでいますね!
キング・コングは怪獣と言えども、アメリカをはじめ全世界で認知されていますよね。
出し渋りがあるかな~?と思いましたが、かなりあっさり全貌が見えます。
この辺は、なんかいかにもアメリカンモンスターパニック感ですよね、終始クライマックスを狙っているというか。
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しかも、かなりデカい!!!
今回のコング様は体長約31.7メートルらしいですが、これは前作より4倍のスケール。というか、ハリウッドのコング史上最大の大きさやん!!
ヴォート・ロバーツ監督は、33年版キングコングのカリスマ性への原点回帰も考えており、「見上げたときに巨大ゴリラではなく神だと思える」サイズを目指したらしいです。ちなみに、こちらはゲーム『ワンダと巨像』の巨像を意識してデザインしたとのこと。色々なところから参考にされているんですね。
確かに、実際にこうして見ると「巨大ゴリラ」「大きなモンスター」というより、邦題にもある「巨神」のイメージが近いです。監督は、「僕が目指したのは神話の創出」と発言している通り、テクノロジーが普及した現代において、未知の世界観を創造したかったことが伺えます。
だからこそ「巨神」を目指したのでしょう。なるほどなるほど。
◆モンスターバース第1弾ギャレゴジ!怪獣が出るまで焦らす日本的美学の考察コラムはこちら!
始まる脱出劇。30年残留ってこれもオマージュ!?
しかし、、、
ヘリコプター部隊全滅の中、何とか生き延びた一行は2グループに分裂。
一つは、コンラッドやウィーバーたちで、彼らは脱出しようと、船から来るヘリコプターとの合流地点である島北部へ歩いていきます。
この辺から、単なるキング・コングが出てくるモンスターパニック映画から、生き残りをかけたサバイバルゲーム感が出てきて、これまた楽しいんですよね。
しかし、途中で実はランダはこの島の「秘密」を知っていたことがわかります。
彼は、昔、謎の巨大生物に襲われて難破した戦艦U.S.S.ロートンの沈没事故の唯一の生存者であり、それからというもの地球空洞説を信じていたのです。
だからモナークに所属する地質学者だったわけですね。
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ただし、彼は地球空洞説を誰にも信じてもらえなかったので、この島の秘密についても言えずにいました。彼が事前に話してくれていれば、キングコングも怒り狂うことはなかったのに。。。
ちなみに、地球空洞説って、結構真剣に考えられている学説だったりもするようですよ。
一時、地底人とかアガルタとか話題になり、南極にはその世界への入り口がある?なんて感じで騒がれていましたが、一体どこまで本当なのか...気になるところw
道中でいろいろなモンスター(あとで一覧紹介しますw)と出くわすものの、コンラッドたちは、先住民族のイーウィス族と遭遇し、太平洋戦争以来島に取り残されていたマーロウと出会います。マーロウは、1944年に日本海軍機との戦闘で相撃ちとなり、その乗組員であったグンペイと共にこの島に不時着していたのです(=冒頭シーン)。グンペイは途中で死んでしまい、彼自身も脱出を試みるものの8回失敗。そのままイーウィス族と暮らしていた、というわけです。
実に30年くらいずっとこの島に…。
※30年というと、ちょうど残留日本兵として知られている横井庄一さんや小野田寛郎さんもそのくらいなので、あながちフィクションでもない。。。実は日本好きの監督、ここがまたオマージュだったりして!?!?
◆ランダ(ジョン・グッドマン)が狂気じみたキャラで登場?最高なSFサスペンスのネタバレ考察!
カオナシ?サキエル?…カラカラ?スカル・クローラー現る!!
コンラッドたちはイーウィス族の聖廟に案内され、コングが島の守護神であることなどを知らされます。
また、コングは、スカルクローラーと呼ばれる狂暴なモンスターによって、両親を殺されており、実は種として最後の生き残りだったのです。この時は、まだ成長期らしく子供のようで、これは『ゴジラVSコング』で大きく成長したコングを見せるためもあるのでしょう。
一行は、マーロウが脱出用につくっていた小型船グレイ・フォックス号(飛行機の残骸でこれつくれるってすごいな!w)に乗って、合流地点へ向かい、途中でパッカード大佐と合流。しかし、彼はチャップマン救出のために西部へ突き進むとし、コンラッドたちも同行。一緒に行かなきゃいいのに。。。
なんたって…
そっちは怪獣の棲み処だぞ!!!
明らかに危ないフラグがたっているところに、
怪しげな霧がたちこみ、、、
遂にでました!!
スカル・クローラー!!!
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なかなか獰猛な性格と、それに相応しい造形をしています。
後ろ足がないっていうのが特長ですよね。
トカゲのようなエイリアン的な存在のような中間的なところが絶妙にイイ!
確かに、言われてみれば、カオナシやサキエルに似ていますね。。笑
ここで、ちょうど奴らが吐いたもののなかに彼の認識票が巻き付いた頭蓋骨を発見し、
チャップマンの死が判明!!
こんな形で仲間の死を知らせるなんて、なかなかムゴイ!!!!!
ドSプレイを発揮するクローラー!!
ここの戦闘シーンもなかなか迫力あります。
クローラーがゲリラ的に襲ってくる感じも、やっぱり『地獄の黙示録』が大好きな監督のベトナム戦争をオマージュにしているのだろうか?
爆弾や機関銃、火炎放射器を使ってなんとか立ち向かうものの、相手は狂暴!!
そうそう、この映画、ベトナム戦争当時を結構忠実に再現しているらしく、ミリタリーオタクからすると、かなり興奮要素が詰まっているみたいです。当時有名だった銃や武器がしっかりと再現されている点も、戦争映画としてこだわっているんだなと感激します。
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そして!!
ここでランダはスカル・クローラーに食われてしまう!!!
ひぇぇぇぇぇ~~~~~~!!!!
※ランダはおいしそうだったのだろうか。。?!
こんな凶悪生物を目の当たりにしても関わらず、
やっぱりまだコングへ復讐を果たしたいというサミュエル・ジャクソン!
じゃなくてパッカード大佐!!
ガボラ VS ウルトラマン+科学特捜隊の構造!?
そして、マーロウたちと対立し、彼らとは別行動に。
コンラッドとウィーバーはコングと遭遇しますが、ここで、ウィーバーがさっきスケル・バッファローという水牛みたいなモンスターを救ったことを知っているのか、コングは彼らに敵意を見せません。ようやく現れたこのシーンこそ「コングと美女」というお決まり場面ですねw
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マドンナ現る!!!
※いつもよりはその要素が少ないように感じますが♪
一方、パッカード大佐は、その後、コングに爆薬を浴びせようとしますが、、、
そこに、大型スカル・クローラーが出現!!
こえええ!!!
その名もスカル・デビル!!!
ってか、大爆炎を背景に立っているサミュエル・ジャクソンが格好いい!!ww(
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やっぱり怪獣映画には、平和的な人間だけじゃなくて、
彼みたいな好戦的なキャラクターもいたほうが盛り上がりますよねw
※スカル・デビルって、、、パッカード大佐が率いた「スカイ・デビルズ」と名前が似ているのは偶然なのか!?
そんなことはお構いないしに襲い掛かる巨獣!!
しかし、敵はヤツだけじゃないぞ!!
自分のことを殺そうとしたパッカードを認知したコングは、容赦なく彼を殺す!
サミュエル・ジャクソンお決まりのセリフ『mother 〇ucker』は最後まで言えずに死亡。。!!!
彼って、なんかいつも大事なポジションですが、たまに唐突に死んだりしますよねw
だからこそいつ死ぬか分からないみたいなハラハラ感があって良いんですが。。
パッカードを殺してすっきりしたコングは、次なる敵、スカル・デビルへ!!
この2大巨獣の戦いもなかなか見ごたえあり!!!
スクリューなど道具を使ったり、
奴の顎を掴んで引きちぎろうとしたり、
ちょっと遊び心もありそうなコング。
対する、素早く動いては嚙み砕こうとしてくる巨獣スカル・クローラー!
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それに応戦するコンラッドたち!!!
だんだんと、なんかウルトラマンと怪獣の戦いに見えてくるのは僕だけでしょうか!?笑
そう、
ウルトラマンVSガボラ、それに応戦する科学特捜隊に似ていませんか!?!?(古いわ
コングの激闘のおかげもあり、なんとか打倒に成功!!
合流地点に着いた彼らは、ヘリコプターによりその島から脱出することができます。
最後に誇らしげに胸をたたくコング。
まさかこの後、40年後にゴジラと対決するとは夢にも思っていないでしょう。。
クレジットの後…キング・オブ・モンスターへの伏線が!?
ちょっとまった!
この映画はここでは終わりません!
エンドロール後に、ナントもワクワクする要素が残っているんです!
モナークに招かれたコンラッドとウィーバーですが、
そこでブルックスよりこんな言葉を聞かされます。
そして、みせられた資料には、
なんと恐竜、翼竜、蛾、三つ首の竜などが!!!
これ、ぜったい、
ゴジラ、ラドン、モスラ、キングギドラやないか!!!
と見ていた日本人は全員が思ったはず!!!
これはなかなかのファンサービス!
次回作への期待が高めてくれるではありませんか!!!
というのも、このモンスターバースシリーズには、「地球空洞説」というものが一貫して提唱されています。この空洞には未確認の巨大生物が多数生息しており、それらが髑髏島を入口に現れたのではないかということなのです。つまり、あのゴジラシリーズの怪獣たちも、そこから現れたのではないか!?ふむふむ、これまた新しい設定で良いですね!
実際、髑髏島には多くの巨大生物がいました。
髑髏島モンスターまとめ!お気に入りはどいつ!?
ということで、コングとスカル・クローラー以外で振り返りコーナー!
皆さんのお気に入りはどいつですか?!
◆バンブー・スパイダー
体長:5 – 7メートル。
特徴:
・竹に擬態した足で獲物を突き刺す!
・粘着性のある触手で獲物を捕まえる!
・カニのように鋭利なハサミで切り刻んでくる!
◆スケル・バッファロー
体長:13メートル(角の長さ:19メートル) / 体重:22トン
特徴:
・おとなしく、攻撃的な様子はない!
・数日間水中に潜伏が可能!
・スカル・クローラーの大好物!?(笑)
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◆リバー・デビル(※てか、この作品、デビルってワード好きすぎw)
体長:27メートル
特徴:
・イカとタコを合わせたような姿!
・沢山ある長い職種で相手の首を絞めてくる!
・コングの大好物!?(笑)(笑)
※本多猪四郎監督による「キングコング対ゴジラ」に登場した巨大タコへのオマージュでもある!!
◆サイコ・バルチャー
翼長:2 – 3メートル。
特徴:
・ノコギリザメのように尖った口!
・コウモリ?プテラノドン?ディモルフォドン?のような自由な翼!
・なぜか青い血液!!
・集団で襲い掛かってくるぞ!!
◆スポア・マンティス
全長:15メートル。
特徴:
・林の中で擬態する!!!
・バッタ?ナナフシ?カマキリ?のような姿!
・頭部には強靭な顎を持つ寄生虫が潜んでいるぞ!!
ということで、登場巨獣は以上!!!
どいつもなかなかイイ見栄えをしておる!
個人的には、スポア・マンティスはちょこっとしか出ないですが、好きですね♪
一見、どんな体していているのか分からない点にゾクゾクします!
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実在?Skull Islandでmap検索すると。。。
巨大クモや巨大カマキリみたいなモンスターって、
結構な割合でアメリカ映画に出てくるような気もしますねw
クモはタランチュラとして取り上げられたり、『スパイダーパニック』って映画があるくらいですし、カマキリは『スターウォーズ/エピソードⅡ』でもそれっぽいのが出てきたり、色々なところで既視感があります。どの昆虫を巨大にしたら怖いかなぁ~て考えて出てくるのが、やっぱりこの辺ってことなんでしょうねw
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ということで、
ベトナム戦争らしさや時代背景を忠実に表現した「反戦」メッセージ要素、
アメリカらしい終始モンスターたちとの戦闘が描かれるパニック要素、
島からの脱出劇も同時に描くというサバイバルゲーム感、
歴代キングコングらしさを残しつつも新たな設定を加えた点、
さりげなく最後にゴジラに繋げている伏線。
色々と見どころもあり、評価が高いのかもしれませんね!
髑髏島、怖いとは思いますが、実在するなら、一度は行ってみたい..
ような気もします笑
(ロケ地のオアフ島やベトナム、オーストラリアで満足すべし)
ちなみに!
実在はしないですが、google mapで”skull island”と検索すると沢山出てきますw
お試しあれ!
ぜひ最新作みてからまた観かえしてみてください!
それではまたお会いしましょう!
✅モンスターバースシリーズをチェック!!
◆ギャレゴジ2014のネタバレ徹底考察コラムはこちら!
◆ゴジラVSコングのストーリー予想考察コラムはこちら!
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