2009年公開、ニコラスケイジ主演のディザスターSF映画『ノウイング』をネタバレ感想評価で徹底考察・解説!
バッドエンドのラストシーン、エゼキエルの絵、ウサギ、黒い石など、宗教的な意味も考察。
太陽フレアの伏線は?宇宙人の目的は?怖い?解説します!
いざ、SFの世界へ…!
ノウイング のネタバレ感想・考察・徹底解説 (Ryo)
本日は、2009年のSFディザスタームービー『ノウイング』(Knowing)のネタバレ徹底考察!
世間の評価は低いですが、ケイレブとアビーが選ばれた基準や宇宙人の目的、宗教的なキーアイテムなど、考察してみると意外と面白いところもあります。
16目で徹底考察します!!
- 怖い?ディザスタームービーと思ったらちょっと違った?!
- ヨハネ、カレブ、カイン&アベルの名前と禁断の果実
- エゼキエルが見た宇宙船”メルカバ―”の正体とは?
- “エゼキエルの車輪”は未来の宇宙船やドローンという説も!
- 序盤は宇宙物理学・後半から宗教的になっていく…
- 決定論VSランダム論の答え:”目的も意味もないと思う”
- 飛行機墜落や鉄道事故は太陽フレアが原因だった?
- ジョンが座標調べている間に逃げるダイアナがひどいww
- 黒い石の意味は?メッカのカアバ神殿の黒石と関係ある?
- 黒い石の考察:宗教的な伝承から考えられる5つの説
- 石の正体は隕石衝突によってできた天然ガラス片?
- 息子を諦めたのはなぜ?決定論の世界に気づいたから?
- 地球が本当に滅亡するレア大作。ジョンの成長もポイント
- 50年前から予告した宇宙人の目的は何だったのか?
- 人類の選定基準:”絶滅危惧種”や”ナショジオ”に伏線があった!
- 白いウサギの意味は”復活”?ラストシーンは賛否両論!!
怖い?ディザスタームービーと思ったらちょっと違った?!
監督はアレックス・プロヤス監督で、『アイ,ロボット』が有名かと思います。
しかし、この映画を最後に15年くらい監督やってないところを観ると、あまり活動的にはなっていないようですね。
ニコラス・ケイジという大スターが主演のディザスタームービーということで、『インデペンデンス・デイ』のような、地球滅亡系のハリウッド大作だと思われた方が多かったと思います。実際、予告編ではそんな感じに見えます。
しかし、本映画は、少し不評が多い印象です。
それは、中盤までは地球滅亡の運命に抗う主人公に焦点を当てたパニックSFという感じで面白いのですが、段々とオカルトチックなストーリーになっていき、ラストでは宗教的な展開になってしまうからです。
※ニコラスケイジの『NEXT』もなんだか賛否分かれるSFでしたね…ファンからはこういった珍品映画出演のこと「ニコケイ映画」とか呼ばれているらしいです。最近は日本人妻と結婚したことでも有名ですね!
そんな、ちょっと評判がよろしくない本作ですが、実は結構考察しがいのあるシーンもあります。
タイトルのKnowingは「予言」のような意味があるのか。
この映画と深く関係していると思われる『エゼキエル書』とは何なのか。
宇宙人が地球人たちを助ける理由とは。
「絶滅危惧種」「ベジタリアン」といった伏線が貼られていた真の意味とは。
そもそも、ラストで主人公の必死の努力もむなしく地球が滅亡してしまうという意味では、結構良い裏切り方をしてくれた良作でもあります。
その辺も踏まえて、考えてみます。
ヨハネ、カレブ、カイン&アベルの名前と禁断の果実
先に、この映画で語られている宗教的な観点を見てみます。
まずは、登場人物たちの名前。
ジョン・ケストラー (ニコラス・ケイジ)は『ヨハネの黙示録』と関連があるとされるヨハネ、
ケイレブ・ケストラー ( チャンドラー・カンタベリー)は、約束の地カナンへ行く聖カレブがモチーフだと言われています。
また、ケイレブとアビー(Caleb & Abby)という名前は、カインとアベル(Cain & Abel)のアナグラムに近いところもあります。これはラストの「大きな木」が禁断の果実らしい描写であることからも、「エデンの園」のイメージしていると言えます。
ラストでは、船が地球人類の中から候補者を選定して連れ去っていきますが、これは『ノアの方舟』らしいですよね。
そして一番は、中盤で登場する「エゼキエルの絵」(エゼキエルの幻視)です。
エゼキエルとは、『旧約聖書』の三大預言書の一つ『エゼキエル書』の名前にもなっている通りで、4大預言者の1人です。
エゼキエルが見た宇宙船”メルカバ―”の正体とは?
紀元前593年、エゼキエルは川のほとりで、ケルビム(智天使)とともに現れる謎の乗り物を目にします。その乗り物には、車輪がついていたり、ライオン、牡牛、ワシ、人間の顔をした4人の天使(黙示の獣?)がいたり、一番上のコクピットみたいな席には神が座っていたりと謎だらけ。宇宙船として「メルカバー」と名付けられていますが、このお話は「エゼキエルの車輪」としてよく古代UFO説に登場します。エゼキエルはその後、メルカバーに乗せられて移動します。
古代の人間たちがUFOのようなものを観た、という話は古今東西ありますので、特段珍しいものではないのですが、こちらは有名な聖書の中の一枚ということもあり、割と認知度がある部類かと思います。中には、エゼキエルが人類初のコンタクティー(地球外生命体との初の接触者)ではないか、みたいな説もあります。
当然、欧米では有名な話なので、ジョンがあの絵を見たときに、「あ、もしかしてUFO出てくる?あの怪しい人は宇宙人?神?」みたいな思考になるわけですが、日本人からすると「いきなり宗教カヨ!」といった感じで総スカンになります。
“エゼキエルの車輪”は未来の宇宙船やドローンという説も!
面白いことに、最近日本でも、この「エゼキエルの車輪」を題材にした記事がありました。それは、メルカバーは、ドローンだったという説です!
参考:
旧約聖書「エゼキエルの車輪」の正体は、トヨタ・ランドクルーザーか? プジョー、ランボルギーニなどのタイムスリップ説も有力
こちらの記事によれば、プジョー、ランボルギーニ、ロールスロイス、ベントレーの4社連合によるドローンを紹介していますが、それぞれのエンブレムが、ライオン、牡牛、翼、女神なので、エゼキエルが観た4つの生物と合致するというのです!
もしかするとドローンがタイムスリップしたのかもしれません。
(偶然?にしてはスゴくないですか!!!!!!)
世界ではもっと前から多くの研究があります。
スイスの宇宙考古学者エーリッヒ・フォン・デニケン、
NASAの技師ヨゼフ・F・ブルムリッヒ、
NASAラングレー技術センターの主席技師ロジャー・A・アンダーソン。
NASAの技術者でさえ、研究の挙句、あれは巨大な宇宙船だったと回答しています。
4つの生き物というのは、巨大な宇宙船の4本の着陸用脚部だったのでは、というのです。
調べてると沢山出てくるので、興味ある方は画像なども見てみると面白いですが、結構理にかなった設計らしいですよ。
こういうのは結構ワクワクしますよね!
序盤は宇宙物理学・後半から宗教的になっていく…
と、前置きが長くなりましたが、序盤はそんな宗教的な気配はありません。
むしろ、宇宙物理学者が主人公なわけですから、理路整然と進んでいきます。
公開が2009年なのでその50年前、1959年から物語は始まります。
マサチューセッツ州レキシントンのある小学校で、タイムカプセルを埋めることになったのです。ここで、ルシンダという少女は紙一面に数字を羅列し、その続きは木製の扉の内側に彫るかのように書き記すのです。
※シックスセンスみたいなホラーかと思いますやん
そしてその50年後が映画の舞台。
ルシンダが書いた手紙を拾ったのは、ジョンの息子であるケイレブ。
宇宙物理学者のジョンが、この手紙の数字の意味に気づいて、これが死者を予告していると発見できるまでの流れは結構好きでした。
というのも、彼は妻を失っています。
その妻を失った火災事故のことも書いてあったのです。
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決定論VSランダム論の答え:”目的も意味もないと思う”
さらに、彼は大学で「宇宙における決定論とランダム理論」についても教えており、この手の運命論に詳しいと来た。太陽と地球の絶妙な距離が、我々に進化をもたらしたというのであれば、これはなにか意味があるのか?それとも何も意味はないのか…。確かに気になるSFテーマです。
この辺は『コンタクト』や『メッセージ』の方がより深く追求していますね。どちらもヒューマンドラマ要素が強く、なかなか評価の高い良作です。ハードSFですね!
生徒に決定論とランダム理論のどちらだと思いますかと聞かれたジョン自身は「目的も意味もないと思う」と返答。しかし、手紙を観た途端に、その運命は止められるんじゃないかと思うわけです。同僚?のフィルにも「丸の付いてない数字は意味がないじゃないか」とツッコまれ相手にされないですが、引かないニコラスケイジ!!
学者である彼でさえ動くのをみて、これはしっかりとしたSFなのだ、と思ってしまうんですよね。なので、余計にラストがちょっとギャップあるんですよ..。。
この後、飛行機の墜落事故によって81人が死亡…。
このシーンは、なかなか迫力がありました!!!
火だるまになった乗客がジョンに近寄ってきたり、嘆き叫んだり、悶えたりしています。
地獄絵図です…。
飛行機墜落や鉄道事故は太陽フレアが原因だった?
初見ではなぜ墜落したかまでは分からないのですが、このあと起こる地下鉄事故と同様に、太陽フレアの影響で磁気?に異常が起こっていたんですよね。
なので実は同時にいくつか事故が起きていたっぽいです。
さりげなくつけていたジョンのテレビでのニュースが物語っていました。
地下鉄事故のシーンもかなりインパクトありましたね!
地球滅亡系はああいうのがないと!!
ジョンが太陽フレアの影響だと気づいたのは、アビーが「エゼキエルの絵」の太陽に塗り絵しているところを観て、自分が研究していた恒星の異常活動について思い出したためです。
しかしあれだけのスーパーフレア、もう少し学者たちは予期できないのだろうか?
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ちなみに、飛行機事故の調査官を長年にわたって務めてきたスティーブン・モス氏によれば、このシーンの飛行機墜落の描写は数多くの映画のなかでもかなり現実に近いらしいですよ。その後、人間が生きているところは除いて。
参考:
「映画の中に登場する飛行機事故のシーンは正しいのか?」を本物の飛行機事故調査員が評価するとこうなる
お次の予告は…
EE !?
なんじゃこりゃ、「33」じゃないぞ!
そう、これは、亡くなったルシンダの倉庫?家?にあったベッドの下に書いてありました。
EVERY ONE ELESE
ジョンが座標調べている間に逃げるダイアナがひどいww
そう、EVERY ONE ELESE、これが「EE」だったのです!
つまり、人類全員!!!!!
怖すぎるぅ~!!!
しかし、、
あれ、緯度経度の座標がないぞ!?
そう、この続きはルシンダが冒頭で爪で書いていたあの扉にある!
つまり、最後の場所は、扉を見ることで分かる、というわけだ!
LET’S GOOOOO!!!!!!!!!!!!!
ここ、かなりひどいシーンがあるんですが、ジョンがせっかく汚れた扉に書いてある文字を探しているのに、ダイアナがアビーとケイレブ二人乗せて逃げるんですよww
おい、ひどすぎるだろ!
しかし、ダイアナは動揺のあまり事故ってしまい死亡…。
子供二人はどこかへ連れ去られます。
さて、途中でケイレブがジョンに公衆電話から電話しているとき、公衆電話の上に黒い石がありましたので、こちらも考察してみます。
黒い石の意味は?メッカのカアバ神殿の黒石と関係ある?
この黒い石は、最初は謎の人物がケイレブに渡している時が初見でしたが、ルシンダの家の近くにもあったり、ダイアナが死ぬ時も握りしめていたり、なにかとキーアイテムの様。
ラストシーンでも、びっしり黒い石がありましたので、あの謎の人物(=宇宙人たち)と関係があることは確かです。
これの意味は特に明示されていないので、色々調べてみました。
まずは、「黒い石」と本作に通底する「宗教」感を重ね合わせると、メッカのカアバ神殿にある「黒石」が出てきます。
イスラム教においては非常に神聖な石で、預言者ムハンマドが据えてから千年以上にわたって数多くの人々によって接触されてきました。
この黒石、いろいろと伝承がありますので、今回の『ノウイング』と関連付けてみます。
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黒い石の考察:宗教的な伝承から考えられる5つの説
①復活(最後の審判)の日が来たら黒石に目や口が生えて、これに触れたことのある者の弁護をする
⇒黒石に触れた人=宇宙人たちが助けようとした人。
「弁護」の意味とも合致。
②どこに祭壇を築き神に犠牲を捧げれば良いのかをアダムとイヴに示すため、天国から落とされたものとされている
⇒ケイレブとアビーを誘導するために神(宇宙人)が落としたもの。
③アダムが堕落した罰としてアダムの守護天使が姿を変えさせられたもの
⇒堕落したかつての地球人の象徴?
④石は最初は目映く輝く純粋な白であったのだが、長年に亘り人々の罪業を吸収し続けたために黒くなってしまったのだ
⇒地球人は罪深い生き物。なので白だったものが黒くなった。
石の正体は隕石衝突によってできた天然ガラス片?
続いては、石の成分から考える説。
⑤約6000年前に、ルブアルハリ砂漠のワーバルに落ちた、断片化した隕石衝突によってできた天然のガラス片なのではないかという説(ネゲブ砂漠のラモン・クレーターかも、という説も)
要は、隕石が堕ちた拍子に発生した黒系の軽石というわけです。
素材は、黒曜石または隕石由来のテクタイトと言われています。
⇒ 隕石をぶつけたのは、実はあの宇宙人たち?
「これは我々の存在を意味している!」ということで置いていったのか。
黒曜石(マグマの一部が急速に冷え固まってできた火山岩)にも見えますが、それではあまり宗教的な意味がないので、やはりメッカと関連しているのでしょうか。
そんなわけで沢山の意味が込められている黒い石ですが、皆さんはどのように捉えましたか?
個人的にはどれでも面白いですが、やっぱり①の可能性が高いのではないでしょうか。
「復活の日」というのもまさしくラストと繋がっています。
(ウサギとも関連。後述)
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息子を諦めたのはなぜ?決定論の世界に気づいたから?
さて、ラストで宇宙人によって息子は連れ去られますが、ここで父親ジョンと感動の別れ。手話でお別れを告げるところが切ないですね。
You and me together forever
ニコラスケイジ、最初は嫌がっていましたが、この運命を受け入れます。
選ばれたのは彼らだけであり、選ばれていないものを乗せることはできないからです。
ただ、ジョンが本当にこれを受け入れたのは、最初に彼が言っていた
「目的も意味ない」
ということに帰結したからではないでしょうか。
いくら自分が動いても結果は何も変わらなかった。
すべて決まっている。決定論の世界。
そう考えたとき、自分がここでどうしようときっと決まった運命がやってくるのだと。
ある意味で、どうでもよくなったのかもしれませんね。
地球が本当に滅亡するレア大作。ジョンの成長もポイント
太陽フレアの嵐が来るまでわずかの時間、ジョンは父親と和解して抱き合います。
今まであまり子供に興味なかったジョンは子供のことをいつになく大切に思い、
今まで父親と疎遠だった関係を最後には和解している。
実はこうして観ると、ジョンは結構成長しているんですよね。
それにしても最後主人公が為す術もなく死んでしまうなんて、なかなかこれは良いエンディングでしたよ。なんやかんやで助かるんかい!ではなく、きっちり運命として地球を滅亡させる。
そう考えると結構レアなハリウッド大作ではないでしょうか。
宇宙人により選出されたケイレブとアビーは、どこか遠い星に降り立ちます。
ウサギもいるところをみると、いくつかの動物がまさしく「ノアの方舟」のごとく連れてこられたのでしょう。
大きな木は「禁断の果実」を思わせます。
これからカインとアベルの二人はどのように地球を「再興」させていくのか。
エデンの園が開幕しました。
50年前から予告した宇宙人の目的は何だったのか?
ということで、映画は終わりますが、いくつか疑問も残ります。
まず、宇宙人たちの目的は何だったのか?
ただ単に地球人を救いたいのであれば、50年前にややこしい方法でルシンダに伝えなくても、50年前の時点でルシンダをピックアップすれば解決した話です。
それに未来が読めるなら、ルシンダに送ったメッセージがタイムカプセルで埋められることも分かるはず。。。
ここから考えられることは、宇宙人たちは「地球人を試していた」のではないでしょうか。
50年後に地球が滅ぶことは分かっているが、
もし自分たちのメッセージを受信して予言のことまで分かる優秀な人種がいるのならば、
自分たちの星に住ませてあげるか。
といった感じです。
なので、ルシンダがタイムカプセルを埋めることも分かっていたが、滅びる直前まで様子を見ていたわけですね。そして直前になって、ケイレブがそれを見つけたものだから、ケイレブへコミュニケーションを図ったわけです。
「お前が優秀なら行き残してやってもいいぜ?」
と言った感じです。
そう考えるとああやって怖がらせていたのも一つの試練だったのでしょう。
人類の選定基準:”絶滅危惧種”や”ナショジオ”に伏線があった!
次に選ばれた基準はあるのか?というところです。
滅亡直前にケイレブがその予言を観たから?
アビーは、かつて交信を図ったルシンダの孫だから?
それもあるかもしれませんが、興味深い伏線が一つあります。
それは、アビーもケイレブも、動物が好きで絶滅動物に興味を持っている点です。
水族館で会うシーンがありましたよね。
なんであんなストーカー行為のシーン入れたのだろうと思っていましたが、実はあれはアビーもケイレブも動物好きであり、また、絶滅危惧種にも感心があることを示すパートでした。
その証拠に、ケイレブに至っては、冒頭で「ベジタリアン」と言っています。
つまり、動物が好きなので肉を食べたくないのです。
また、部屋ではナショナルジオグラフィックをいつも見ています。
幻覚ではヘラジカたちが燃える森にいるのも見ています。
つまり、アビーもケイレブも、「絶滅するものを救う」試練があったのです。
動物だけではなく、人類も含め、彼らは生まれた時から「選ばれた者」だったというわけですね。
決定論的解釈になります。
(C)2009 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
白いウサギの意味は”復活”?ラストシーンは賛否両論!!
ラストシーン、白いウサギをアビーとケイレブが連れて行っていますが、ウサギにはどんな意味が込められていたのでしょうか?
これは、キリスト教では復活祭(イースター)において、一つの象徴となっているため、「復活」の意味を持たせていると思われます。イースターエッグやイースターバニーとして、欧米では馴染み深い存在なのです。
キリスト教においては、「生命力」「繁栄」の象徴でもあるらしく、それが「復活」祭においてもシンボルとなったのですね。そう考えると、あの白いウサギはきっと「復活」をさしているとみて間違いないでしょう。
ということで、以上、『ノウイング』のネタバレ徹底解説でした。
途中から宗教色が強くて「あれ?」となってしまったのと、ラストシーンでは「地球が滅亡する」という衝撃的なバッドエンドだったことがあり、あまり一般的に受けはよくない映画ですが、こうして考えると結構考察ポイントはあるんですよね。
皆さんはいかがでしたか?
それではまた!!
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